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大友克洋トリビュート展とトークイベント

 さて、最終日にようやく大友克洋トリビュート展へ! 
入り口を入ると、今回のポスターのもとになった絵が大きく飾られています。「日本」を意識したのか全体に山水画調ですが、左上に大きくタンタンが描かれていたり、よく見るとメビウスのアルザックが、ナウシカのメーヴェの原型になった鳥に乗って飛んでいたり(宮崎駿さんはメビウスの影響を強く受けています)、大友さんらしき人がいたり…と発見のある絵です。
 今回はトリビュート展ということで、さまざまな作家たちが、大友さんの作品(ほとんど例外なく「AKIRA」ですが)をモチーフに作品を描いています。鉄雄たちがバイクに乗って凱旋門を駆け抜けていたり、阿修羅像のようなAKIRAだったりとなかなか楽しいのですが、やはり注目は、谷口ジローさんの描く「AKIRA」でしょうか。風神雷神図の中央に鯉の瀧登りならぬ鯉の瀧下りに擬した金田のバイクを配した大友さん自身の作品が素晴らしかったのは言うまでもありません。
 その前日に行われたトークイベントのチケットは発売数時間で完売したらしく、残念ながら会場に入ることはかないませんでしたが、アングレーム国際マンガ祭の公式配信としてネットに記録画像が上がっているので、それで楽しませていただきました。
la rencontre de Katsuhiro Otomo, la vido de l’vnement (FIBD2016)
 これは超貴重な映像です! 「AKIRA」について今まで語ってこなかったことを大友さんがたくさん話されています。たとえば、『AKIRA』は何から直接影響を受けているのかとか、金田のバイクのデザインの原型はどこから? とかいろいろ。
 さわりだけ書いておくと、金田のバイクの原型は『イージーライダー』と『トロン』。トークでは、そこからどのように発想してあのデザインに至ったかも語られています。また、『AKIRA』は言うまでもなく『鉄人28号』を下敷きにしているわけですが、その中の、そして大友さんが子どもの頃感じた「戦後の日本」(だからオリンピックとか原爆とか出てくる)をベースに、『時計仕掛けのオレンジ』とか『マッドマックス』とかの不良とバイクのイメージが混じあり合わさって『AKIRA』になっている。「戦後」ということではもう一つ、石森章太郎の作品「そして…だれもいなくなった」が『AKIRA』のイメージの原型であることも、今まで知られていなかったことではないでしょうか。
 また、日本のマンガはページ数がたくさんあって、だからこそコマ割りや構図、視線誘導で読者の読む時間をコントロールするということをやるわけですが、普通はその中で大ゴマでアクションを印象付けるのを、大友さんは「静かだけど印象的なコマ」を際立たせるためにその技法を使った、と言っているのは注目です。
 それに限らず、大友さんが「マンガにおける時間のコントロール」を語っているこの映像は、とんでもなく貴重なものだと思います。

※画像の無断転載を禁じます。

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